今回、清掃作業を行った「のうさかの浜」の全景です。
人があまり立ち入らないためにウミガメの産卵場所としては絶好の海岸です。
参加者がビニール袋を持って、ゴミの種類ごとに分別して集めています。
ペットボトルはリサイクルするために、ビニール袋に入れて一箇所にまとめておいています。
漁具で使われたであろう発泡スチロールも沢山打ち上げられていました。
これも一箇所にまとめて置いておきました。 後日処理をします。
清掃後、打ち上げられていたゴミは片付けられて海岸は綺麗になりました。
ウミガメが産卵の際に障害となるゴミがほぼなくなり、より産卵に適した海岸になりました。
最後に活動の参加者で記念写真を撮りました。
本日、大分県エココーストキャラバン実行委員会の主催により佐伯市蒲江町で
行われた『のうさかの浜ビーチクリーンプロジェクト』に「碧い海の会」の会員
8名が参加し、活動してきました。
「のうさかの浜」は車で近くまで行けないために、ほぼ自然のままの状態で
浜が残されている海岸です。
そして昨年、大分県でウミガメが一番多く上陸して産卵した海岸でもあります。
台風等大波の際に沢山のゴミや流木等が海岸の上の方まで打ち上げられています。
大分県最大のウミガメ産卵地を守るため、海岸の清掃作業が取り組まれました。
ゴミの種類は、ペットボトルやプラスチック製品、流木や木ぎれ、発泡スチロールが
その主なものでした。 中でもペットボトルの多さには驚きました。
参加者は当会の会員を含めて総勢26名でした。
海岸の清掃作業は、午前9時から昼食を挟んで午後2時まで行われました。
集中的にゴミが打ち上げられている場所を中心に、ゴミの種類ごとにビニール袋に
入れて収拾しました。
集めたゴミは車で搬出することができないため、流木や木ぎれ等は現地で焼却処分し、
他のゴミは後日、船で運んで処分することになりました。
3時間あまりの作業で海岸のゴミは綺麗に片付きました。
まもなく5月からウミガメの産卵が大分県でも始まる予定です。
この海岸でのウミガメの上陸・産卵が増えることを期待します。
(by トシミツ)