『憩いの広場』の里山に生えているシダ植物の調査
名前『イノデ』 茎にイノシシの手のように毛が密生することからこの名がついた。
草丈が80cmにまでなる大型のもので、見つけやすいシダです。
名前『クリハラン』 栗の葉に似ていることからこの名がついた。
広い葉で単葉です。
名前『ホラシノブ』 細かく裂けた葉先が丸いのが特徴です。
名前『ハカタシダ』 葉の中央部分に黄色い線があり、博多織に似ていることからこの名がついた。
名前『タチクラマゴケ』 コケ植物に似ているが、イワヒバ科の小型のシダ植物です。
側枝が直立しています。
「碧い海の会」の活動拠点となっている「憩いの広場」の里山には、多くの植物が生えている。
昨年から「憩いの広場」の森にある草木に名前を書いた表示板を設置しています。
ただし、シダ植物については似たものが多くて、正しい名前がわかる人がいない。
「グリーンインストラクターおおいた」の鬼塚さんとシダ植物のことに詳しい安東さんに
現地に来ていただいて、名前を調査することにしました。
森の中には、たくさんの種類のシダ植物がありました。
ベニシダ、ハリガネシダ、イノデ、クリハラン、オオタニワタリ、ホシダ、タチシノブ等など
10種類以上のシダ植物を見つけ名前が判明しました。
今回の調査で目にかからなかったシダ植物がまだあると思われます。
機会があれば、引き続き調査をしていただければ幸いです。
今回の調査で判明したシダ植物をネット等で確認して、シダ植物に正確な名前を表示して、
自然環境学習の際に役立てたいと思います。
( by トシミツ )